2023年3月21日火曜日

鹿野山古道整備(2023年3月19日)

 今日も鹿野山古道整備作業の続きでした。川筋が変わってしまい、道を侵食している個所を迂回するルートを作るのが、この日の課題となっていましたが、皆さんの頑張りでこの区間は開通できました。

今回は、その先がどこまで行けるのか調査してきましたが、一番下の出口の手前まで行けることがわかりました。しかし、その先に多数の倒木がある箇所があります。そこを突破すれば念願の全道開通となりますので、あと一息といったところまで来ました。

朝一番、今日の作業道具をそろえて点検と燃料補充。

作業場所の入り口に到着。作業場所までは、ここから歩いて20~30分かかります。

道の真ん中など、あちらこちらにマムシグサ?が咲いていました。

チェーンソーで倒木処理すると、どうしても地面に刃が当たってしまうので、すぐに切れなくなってしまいます。昼休憩時間に代表のOさんに刃を研いでもらいました。

前回の作業時に再発見できた馬頭観音の石碑。大正時代の物のようです。
昔はこの道を、馬を使って荷物を運んでいたそうです。

古道をはさんで馬頭観音の向かいあたりにあった古い道標も草を刈り払って再発見しました。こちらは馬頭観音より古く、明治時代初期か、もしかすると江戸時代の物かもしれません。「東たかくら、西きさらず」と書かれています。

作業場所から先に、どこまで進めるか調査に行ってみました。この場所は以前は一跨ぎできる程度の小川が道を横切っていた場所なのですが、人の背の高さほどもある深い沢になってしまっていました。ここは迂回できる場所がないので突っ切って進むしかありません。

さらに進んでみると、ほとんど荒れていないきれいな道が残っている個所もありました。
木漏れ日がとても綺麗です。

馬頭観音と道標があった場所から、この分岐点までは一部を除いて、割ときれいな箇所が多く、道の整備はそれほど大変ではなさそうです。
ただ、ここから左の道を進むのですが、ここから少し進んだ先で多数の倒木に埋め尽くされた箇所があります。(右の道を進むと、倒木が集まっているど真ん中にぶち当たります)
その倒木の箇所さえ突破できれば、終点まではすぐの箇所となるので、あと少しです。
ようやく一応のゴールが見えてきました。もう少し、皆で頑張りたいと思います。

今日も作業に参加してくれたメンバーの皆さん、お疲れさまでした!!

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