鹿野山古道の復旧作業（2022年10月2日）

10月最初の日曜日は久しぶりに快晴の休日となりました。房総森輪会では有志メンバーによる鹿野山古道の復旧作業を実施しました。

この日は、新規入会希望者お二人にも体験参加していただき、比較的大人数で作業できたため、かなりの距離にわたって、古道の復旧距離を延ばすことができました。

しかし全線開通させるまでには、まだ1/3ぐらいしか進めていません。これからも頑張って復旧作業を進めていきたいと思います。

参加いただいた皆さん、10月とは思えない暑い中での作業となりましたが、本当にお疲れさまでした！

一昨年の台風で道が崩落した現場です。左側の谷に落ちている個所に竹藪と数本の杉の大木がありましたが、大水に足元をえぐられて左の方へ地盤ごと崩れ落ちてしまいました。

この場所は、今後も右へ向かって水の浸食が懸念されるため、大きく右側へ迂回する道を新たに切り開いています。

もともと道だったところですが、2年以上放置されていたので、笹が生い茂ってしまい、どこに道があったのか分からなくなっています。

　　　　　　　多数の仮払い機を動員して、距離を置いて分散作業で進めます。

道の上に巨大な倒木が・・・。たくさんの枝が下に向かって伸びていますが、この写真はこれらの枝を切り払って、下を通れるようにした後のものです。最初は枝が路面まで伸びていて、完全に道を塞いでいました。

ここも道の上に多数の倒木が。。。この右側にある斜面ではほとんど全ての木が、途中で折れて無くなってしまっています。大風（竜巻か？）の通り道になってしまったようです。

写真に写っている倒木は、それらの折れた木々が雪崩のように谷に向かって落ちてきた先端部分になっています。

上の写真の倒木を少し取り除いたところ、以前に私たちが作った小さな橋が残っていました。この橋も長く放置していたので、腐って危険な状態です。後日、架け替える必要があります。

今回、作業に体験参加していただいた、新規入会希望のMさん、Hさん。お二方とも、体験参加と言いながら、大きな戦力としてご活躍頂きました。有難うございました！

作業の合間に、Mさんの愛車（MTB）を拝見。カッコいいダートジャンプ用のバイクです。

　　　　　　　　昼食は、いつも通り拠点にしているキリンハウスで。

作業後に、開通した区間をMTBで試走してきた皆さん。短い距離ですが、楽しかったようです！